原英史さんは、私が規制改革・行政改革及び公務員制度改革担当大臣の時、言わば政治任用で私の大臣補佐官となりました。大臣レクの際、彼は常に同席していましたが、全くメモを取りませんでした。全て覚えていたからです。
原さんは当時、現役の官僚でありながら、天下りや各省割拠主義の年功序列人事制度という「既得権益」と徹底して闘いました。官僚のレトリックを裏の裏まで知り尽くした原英史さんが大臣室に常駐していなかったら、天下り規制法や国家公務員改革基本法は成立しなかったと思います。
その原さんが、いわれのない毎日新聞の捏造記事をもとに国会議員による「名誉毀損」を受けていることに、私も憤りを感じます。磯山さんの記事が今までの経緯をクリアカットにまとめていますので、是非、ご一読ください。