「日本は400年に一度、首都機能が移転している」と堺屋太一先生がよく言っておられました。確かに400年サイクルで時代が変わっていますね。移転先の地名が時代の名前になっている!平安・鎌倉・江戸という具合に。
私が初当選した頃、橋本龍太郎内閣でしたが、橋本総理は首都機能移転に前向きでした。しかし、目先の国債発行を減らす「財政構造改革法」を考えていた大蔵省は猛反対。風向きが変わったのは、1997年の東京都議選でした。
自民党劣勢の報を受け、東京1区を選挙区とする与謝野馨官房副長官が総理・官房長官に泣きついたのです。与謝野氏といえば自他共に認める霞ヶ関の守護神であり、自民党東京都連の大御所。地価の値下がりに拍車をかけることは止めるべきだ、と。政治的には、この時から国会等移転が事実上ご破算にになったと言えるでしょうか。
みんなの党は、東日本大震災当時、国会等移転を答申通り実行すべし、と主張しました。江戸に首都機能が移って約420年。日本の歴史サイクルからすると、そろそろ移転時期ですね‼️

栃木に国会 平成の夢物語 | 特集記事 | NHK政治マガジン
国会議事堂。昭和11年、当時日本一の高さを誇った石造りの建物は、いまも首都・東京の顔とも言える存在だ。「国会を東京から地方に移そう」平成の前半、そんな計画が浮かんで、消えた。なぜ計画は、幻に終わったのか。(宇都宮局 家喜誠也)そこは那須野が原栃木県北部。東...